ロードバイクに乗っていますと、
ケガはつきもの
ですね。
私は、以前、近鉄沿線の某駅前で、
段差に前タイヤが滑り、派手に転倒
したことがあります。
段差を甘く見ていて、その段差を登りきることができず、歩道側へ見事にダイブ。
後方から、大型ダンプが迫っていましたので、道路側に倒れていたらと思うと、ぞっとします。
幸い、歩道に人はおらず、誰にもケガをさせなかったのがせめてもの救いでした。
転倒した瞬間は、まさしくスローモーション
のように、ゆっくり景色が動いていきました。
左肩から地面に叩きつけられ、左足の膝も擦り剥き、そのまま身体が横のまま少し滑って行き、花壇に頭をぶつけ、止まりました。
その時は、きちんとヘルメットをかぶっていましたので、頭の方は大事には至らずでした。
周りの方もびっくりされ、急に人が集まって来られ、自転車を起こし、私も介護していただきました。
(本当に、ありがたいことです)
私は、恥ずかしさのあまり、痛いのも忘れ、
ただ、「大丈夫です、ありがとうございます」
と繰り返すのがやっと。
必死の思いでその場を離れ、ゆっくりと自転車を見てみると、何とハンドルが曲がっている…。
その瞬間、身体よりも自転車が壊れたと思い、何とも言えないショックが・・・。
しかし、よく見ると、ハンドルとタイヤの角度が変わっているだけにも見えます。
たまたま、少し行ったところに自転車屋さんがあり、こわごわ見てもらうと、
「特に自転車には異常はありません、
ハンドルの角度が少し変わっただけです」
という、天使のような、お言葉。
そこで、自転車が大丈夫となると、急に身体があちこち痛み出しました。
特に、左腕と左足の膝が・・・(汗)
もう、自転車に乗って帰る気力もなく、無理を言って、自転車屋さんで預かってもらうことにしました。
何とか、自力で家まで辿り着きましたが、痛みがどんどん増してきます。
その日は、日曜日でしたが、幸いなことに日曜日も診察している整形外科があり、そこで診てもらうことにしました。
結果は、見事に、
「左腕にヒビが入ってます」
とのこと。
やっぱりでした・・・。
これで、しばらくは、ギブス生活かと思いましたが、そこまでは大丈夫なようで、三角巾等で吊って、動かさないよう気を付けていれば大丈夫とのこと。
転倒したのが平地で、スピードもそれほど出ていなかったので、これくらいで済みましたが、これが下り坂などで、もっとスピードが出ていれば・・・(大汗)。
これで、しばらくは、自転車生活も我慢です。
腕の骨折は初めてでしたので、非常に生活に困りました。
特に、車の運転ができないこと。
趣味の自転車ですが、ケガをしてしまうと、仕事にも影響してしまいますね。
そこで、教訓
①少しの段差も油断することなく、慎重に乗り越える。
(タイヤは、思った以上に細い)
②自転車のプロではないので、生活に支障をきたすような無理な乗り方はしない。
この2つを肝に銘じ、その後は、ケガをすることなく、自転車生活を楽しんでいます。
by bmcろく