奈良市丸山1丁目にある、富雄丸山古墳。
日本一の円墳 富雄丸山古墳
4世紀後半の円墳で、平成29年11月に、航空レーザーによる3次元測量で、直径が約110m(従来は、約86m)の可能性が高いと奈良市から発表され、これまで円墳で国内最大とされてきた埼玉県行田市の丸墓山古墳(直径約105m)を上回り、日本一の直径を持つ円墳となりました。
国内最大規模の円墳が奈良にあったことは、古墳文化の中心が、近畿地方にあったことを改めて示している、という意見も出ています。
この円墳の隣には、奈良市西部生涯スポーツセンター球技場があり、少年サッカーや草野球でよくお世話になったところで、古墳があるのは知っていましたが、国内最大級の円墳があるとは、近隣の住民も知っている人は少ないように思います。
しかし、歴史の一時期に、豪族がこの地にいたことの証明にもなると思いますので、地元の人間としては、誇らしいことですね!
(写真の下が説明文)
少し離れたところから見た富雄丸山古墳(全景)。
少しだけ近づきました。
隣の公園からの古墳。ほとんど小山のようにしか見えません。
ここは、特に史跡公園等の整備はなく、普通の公園です。
また、今後、調査が進んでいくうえで、観光の方が来られるような史跡公園になってもらえればと願います。
場所は、住宅地の中で、わかりにくいと思いますが、念のため、近鉄富雄駅からのルートを載せておきます。
近鉄富雄駅から南へ約4.2キロ、第二阪奈中町インターの近くです。
是非一度、お越しください。
ではでは。
by bmcろく