平城宮跡紹介シリーズ4回目は、平城宮跡資料館です。
平城宮跡資料館
平城宮跡資料館は、平城宮跡を総合的に、わかりやすく解説するために、2010年にリニューアルオープンした施設です。
平城宮跡の発掘遺物の展示、役所や宮殿の当時の仕事ぶりや暮らしぶりがわかる復原展示コーナー、映像による再現コーナー、遺物や遺跡の保存処理・分析方法の紹介コーナーなど、平城宮跡を総合的に深く理解するには、最適の施設です。しかも、無料で見学できます。
以下、展示物・パネル・模型などです。
平城京全体図と航空写真(現代)。
大極殿(写真奥の建物)(中央の高御座に天皇がお座りになられました)と大極殿院。
警備の方の盾。
身分の高い人の食卓の様子と食器。
建築の道具類と瓦など。
土器の移り変わり。
棚の上から、奈良時代前期・中期・後期。
瓦の研究。
瓦の形や文様などから、その年代や作り方などを研究されています。
唐三彩(とうさんさい)の枕(陶枕:とうちん)。
唐三彩は、唐時代に作られた釉(うわぐすり)で文様を表した陶器。
白・緑・褐色の3色の組み合わせが多いとされています。
奈良三彩。
唐の青磁(せいじ)。
青磁とは、青磁釉を施した磁器。
食器や台所用品、調理具など。
食器は、皇族や貴族は漆塗りで、それ以外の人々は土師器や須恵器などの土器を使っていたそうです。
その他、多数の展示あり。
アクセス
近鉄「大和西大寺」駅下車 徒歩約10分
休館日 : 月曜日(祝日の場合は、その翌日)
開館時間 : 9:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料 : 無料
館内には、ボランティアの方もおられます。
詳しい説明を聞かれたい方は、是非声をかけてみてください。
ではでは。
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by bmcろく