平城宮跡②(朱雀門・東院庭園)

平城宮跡シリーズの2回目は、朱雀門と東院庭園の紹介です。

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朱雀門(すざくもん)

朱雀門は、平城京における南側の正門です。

大きさは、東西約25m、南北約10m、高さ約22m。
柱の数:初重(直径約70㎝の柱18本)、二重(直径約56㎝の柱14本)。
瓦の数:約4万2000枚。
復原の完成は、2010年。

この門では、外国使節の送迎や、天皇が朱雀門まで来られ、新年のお祝いをされたり、大勢の人が集まって歌垣などのイベントも行われたりしたようです。


朱雀門から見た第一次大極殿。
平城京の大きさがよくわかります。

 

朱雀門へのアクセス

近鉄「大和西大寺」駅下車 徒歩約20分

休園日 : 月曜(祝日の場合は、その翌日)、年末年始
開園時間: 9:00~16:30(入園は16:00まで)
入園料 : 無料

 

東院庭園

平城京の東に張り出した部分に、「東院庭園」があります。

東院庭園は、東西約80m、南北約100mの敷地の中央に、複雑な形をした池があり、その周りに複数の建物が建つ、現在の「迎賓館」にあたるものとのことです。

ガイドの方によると、この建物や池、周りの植栽なども、発掘調査からできるだけ当時の姿に近くなるように、復原されているそうです。

例えば、池の形も、前期と後期では形が違い、前期は、単純な逆L字型だったそうですが、後期は、複雑な形をした入り江や出島なども発掘調査から発見され、現在の復原の形になったそうです。

また、植栽も発掘調査によって採取した植物の種などを分析し、当時に近い植栽を植えているとのことです。

ガイドの方の話を聞かないと、そこまで精密に復原されていたとは、わかりませんね。

平城宮跡では、このように各施設にボランティアガイドの方がおられ、その施設を詳しく説明していただけます。
ガイドブックだけでは、なかなか気が付かないところのお話も聞けるかもしれませんので、こちらにお越しの際は、是非ガイドの方のお話を聞いてみられてはいかがでしょうか?

他の展示物は、以下。


東院庭園全体図。

発掘された柱の構造。
地中の柱の様子です。

鳳凰文鬼瓦。

獣面文鬼瓦。

柱の欄干の飾りなど。

緑釉軒瓦。
緑色に塗られた瓦です。

 

東院庭園へのアクセス

近鉄「大和西大寺」駅下車 徒歩約30分

休園日 : 月曜(祝日の場合は、その翌日)、年末年始
開園時間: 9:00~16:30(入園は16:00まで)
入園料 : 無料

 

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その他、ガイドの方からの平城京情報

また、ガイドの方からお聞きした平城京についてのお話ですが、

平城京は、東の端が出っ張った形をしていて、そこにこの東院庭園があるのですが、最初は、この出っ張りの部分は平城京として認められていなく、後の発掘調査で、ここも平城京の一部であるとわかり、後で追加されたので、このような長方形ではなく、出っ張りのある都になっているそうです。

また、平城京には、東西斜めに近鉄電車が走っていて、都を分断している形になっているのですが、これも、近鉄の線路を作った当時は、この線路より北側が平城京で、その南側を通るルートを選択されていたそうですが、これも後の発掘調査で、現在の線路も平城京の中とわかったそうです。

近鉄が、無理から、平城京の中に電車を通したのではなく、都を避けて作ったのが、結果的に都を分断してしまう形になってしまったのですね。

奈良県民としては、前から不思議に思っていましたが、ガイドの方の説明をお聞きして、納得いきました。
線路の位置を変えるという意見もあるようですが、なかなか簡単には行きませんね。

色々な施設がある平城京に是非お越しください。

 

ではでは。

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